【飛距離アップ】腕を振った方が飛ぶ??
腕を振った方が飛距離が出る!?んなこたーない
久しぶりにブランコに乗ったら、すぐに酔ってしまって子供の漕ぐスピードと高さに全くついていけないJANGOL小泉です。
大人になると子供的な遊具で遊ぶ機会はめっぽう減り、子供心を忘れがちな秋を刹那なに感じる今日この頃です。
さて、ゴルフネタで一番食いついてしまうのが「飛距離アップ」ネタです。
それは裏返せばそれだけ飛距離が出ずに困っている人がいるということと、ゴルフにとって飛距離はやっぱり魅力の一つだと感じる部分です。
野球で言えばだいたい9アイアンでホームランを打ててしまうことを考えると、そりゃ自分の打ったボールが球技で群を抜いて遠くへ飛ばせてしまうのだから、魅力的だしどこまでも飛ばせる力があるなら、それを欲するのは当たり前のことだと思います。
僕だって、ドライバーで400y飛ばせるなら飛ばしたいですもん…。
そこで世の中には飛ばしに関する情報が溢れているのですが、それも取捨選択をしないと「やってみたんだけどなんだぁ~」ってことになりかなません。
いろいろと言われる考え方の中から失敗しやすい例を挙げながら、取り組み方について記事にしたいと思います。
「ボディターン」と「腕の振り」
この2つについて色々と記述されることが多いですが、結論から言えば飛距離を出すためには両方必要です。
そうなると、そもそもの体がどうなのよ??ってお話もあります。それを大元から改善していくゴルフスタジオもあります↓
jangoltomoyuikoizumi.hatenablog.com
更に言えば、ここにクラブの要素として”ぶつけるハンマー的”要素と”しならせるムチ的”要素が加わるのですが、今回はスイング的要素だけに絞りたいと思います。
たまに「腕をもっと振れ!!」的な表現が出ることがあります、僕のレッスンでもそれようのメニューを組むことがあります。
ですが、そりゃ体を使ったほうが大きいエネルギーは当然出ますから、両方のバランスを上手くとるために行います。
ご自身で黄金の右ストレートをイメージしてみてください、腕だけで繰り出すより、体も一緒に使って繰り出した方が強くパンチ出来ると思います。
ではどういうことかと言うと、体の動く量に対してクラブスピード(ヘッドスピード)、すなわちクラブの動く量が足りていない時にこのメニューが登場します。
腕の「力み」というのは、結果的にクラブにブレーキをかけることになるので、出来ることなら力は入らない方が良いです。
でんでん太鼓の例がよく用いられますが、まさにあのイメージです。中心の太鼓の回転に紐がしなりと加速を加えて先端の玉が太鼓をたたく、この紐が腕で先端の玉がクラブヘッドですね。
ただ、ゴルフクラブのヘッドには重みがあるし、そこに勢いをつけようとするとそれなりのコツが必要です。(厳密にはシャフトの抵抗も入るのですが)
それを上手く加速させる感覚がないと、体ばっかり頑張って、そこにクラブヘッドが付いてこない状態の言わば「振り遅れ状態」が生まれます。
違った例で言えば、運動会の競技で「台風の目」って覚えてます??
目印のところでターンしますが、ターンの中心側の人より外側の人の方が一生懸命走らないと上手く一周できません。
ここではターンの中心側の人が体、外側の人がクラブヘッドということになります。
どちらの例も中心の運動量を対して、外側の運動量の方が何倍も多くなっているということです!
振り遅れている人に対してスタンスの幅を狭くしたり、体の動きを制限したりして、外側のスピードに合わせるというスタイルもありますが、僕の場合は、その逆をいきます。
せっかく早く動ける体をもっているのであれば、外側のスピードを速めるメニューを入れて、運動量を合わせる手法をとります。
結果として、腕を振れば飛ぶ!!ということは目指すべき完成型ではないのですが、体の運動量と合わせるために一時的にそのような練習メニューを組んで、スピード感を養うことはあります。
ですので、俺はパワーがある!、けど飛距離が出ない…という方は外側のスピードが追い付いていない可能性があるので、一つの感覚的なトレーニングとして腕だけを一生懸命振る練習は有効になる場合があります。
まとめると「腕を振れば飛ぶ!」というのは、一時的に上記に該当する方には効果はありますが、最終的には体をしっかり使って、それに腕が力まずに(ブレーキをかけずに)ヘッドを走らせる感覚を持って振ることが出来れば、一番飛ぶ!のです。
これを実現させるためにいくつかバランスを取りながら、自分のフェーズに合った練習をこなしていくことが出来れば最高ですね!!
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