【飛距離アップ続編】常に飛ばし思考でいいじゃない
飛ばしは自然と飛ぶんもんじゃない
秋は寒さにびっくりして直ぐに厚着をしてしまい、その結果電車の中でインナーが汗でビショビショになりがちなJANGOL小泉です。
そして反省してすぐに薄着にして、寒さに震える…を毎年繰り返して本当の反省が出来ずに成長が見られません…。
前回「飛距離アップ」についての記事を書いたので、その勢いで今回も続編を書いてみようかと思います。
前回記事↓
jangoltomoyuikoizumi.hatenablog.com
標題にもあるように、今回は「思考」考え方的なお話です。
ゴルフが上手くなれば飛ぶようになる??
飛ばしのためにはいくつか要素はありますが、上手くなればそれなりに飛ぶようになる、これももちろん外れではないです。
ですが、そもそも飛ばすための準備をしていますか??
その準備をしているのとしていないのとでは、長い目で見た時に大きな差が生まれます。
例えばなしが好きな僕は、飛ばしについては野球に例えることが多いです。
野球の場合、「飛ばし=ホームラン」、「安定性=バント」としてお話をするのですが、要は飛ばしの練習であるホームランの練習を普段からしているかどうか?です。
いかがでしょう、普段からホームランの練習していますか?
バントの練習ばかりしていませんか?
当然のことながらバントの練習を沢山しているのであれば、バントの成功確率は上がります。反面、ホームランの練習をしていなくては、ホームランを打てる確率は上がりません。
最終的にスコアを作るのは、ホームランも必要ですし、バントも必要なので、両方のバランスが大切ですが、僕のお客さんもほとんどの方がいつの間にかバントの練習に終始してしまっています。
飛ばしの練習をする過程では、ボールが曲がることが付いて回ります。
飛ばしとミート率(当たる確率)は天秤のような関係なので、ここが難しいところです。
飛びにまつわる若かりし小泉のエピソード
極端ではありますが、僕が昔お世話になっていた方がおっしゃっていた言葉を今も鮮明に覚えているので、エピソードと一緒にご紹介しますね。
飛ばしのスキルが欲しかった僕は、たまたま友人の紹介でとドラコン競技の実績などもある、Kプロをご紹介頂きました。
その方は多忙を極めていながらも空いた隙間時間を使って、迷える子羊のような小泉のスイングを見て下さっていたのですが、ある日こんな練習をさせられます。
「とにかく早く振ってみろ!!」
小泉「了解です!えいや!」
Kプロ「まだ」
小泉「そいやー!」
Kプロ「まだまだ」
小泉「どいやー!!」
Kプロ「それがMAX?」
そんなやり取りが15球程度続き
小泉「ぎゃーーーーーー、どうだーーー!!!」
プロ「・・・・・」
ここでプロからある言葉が飛び出します。
Kプロ「小泉よ、どうなったらこの練習が成功しているか分かるか?」
小泉「最長飛距離が出るようになったらですか・・・??」
Kプロ「ちがう、ボールに当たらなくなったらだ」
んっ!?なんですと!?
この意味は瞬間的に理解が出来なかったですが、その後ちゃんと説明してくれました。
自分の中でリミッターをゴルファーは設置しており、ある一定以上のところを超えようとするとボールに当たらないくらいクラブをコントロール出来なくなるので、自然とそのリミッターの中で頑張っているだけになってしまうそうです。
確かにこの時の僕も自分では頑張っているつもりでしたが、毎回ちゃんとミート出来ていました。(密かにこれだけ振ってもミート出来てしまっている自分って天才wなんてちょっと思っていましたが、ただのおバカちゃんでしたwww)
これは極端な例でここまではする必要はないので、あくまで飛ばしとミート率は天秤の関係だよってことを知っていただく例です。
飛ばしの練習をすると「曲がる」ので、そこにジレンマや恐怖心が生まれます。
これにより、いつも間にか練習がバント練習に偏ることになり、練習の全てがバント練習になっていくというロジックです。
ここで考え方のお話です。
僕は使い分が重要だと思っております。
練習場 ⇒ 飛ばし練習中心
ゴルフ場 ⇒バント中心
で使い分てみてはいかがでしょうか?というご提案です。
具体的には、練習場では今の自分の飛ばしのスキルを120%くらい引き上げるつもりで練習をして、実際コースでは80%くらいのバント感覚でラウンドするというものです。
数字で表すともっと分かりかも知れません。※コースで80%設定
練習場飛距離 230y
コース飛距離 185y(上記の80%)
を
練習場飛距離 276y(120%まで引き上げる)
コース飛距離 221y(上記の80%)
にして戦うって作戦です。
そもそも何もしなくても練習場でのパフォーマンスよりコースでのパフォーマンスは、普通に2割程度減ってしまいます。
まとめ
今回はあくまで考え方だけですので、具体的な飛距離の伸ばし方については、また記事にしたいと思いますが、まずは練習場や練習をする機会には、ミート率や方向性の練習も必要ですが、常にホームランを狙う気持ちも忘れずに練習してみてはどうでしょう、というお話でした。
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